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新入社員が先輩にインタビュー!2020④

2020年7月22日 15:00

新入社員の上杉茉莉さんが入社2年目の福庄章史さん(所属:コンテンツ部)に入社の動機やこれまでの仕事、そしてこれからの目標についてインタビューしました!
(※インタビュー日:2020年5月21日)


上杉:入社の動機を教えていただけますか?

福庄:テレビが好きということで、多くの人に影響を与えたいなって思って、テレビ局という
   か、制作会社を選びました。あと僕、大学時代に金融の勉強をしていて、金融リテラシ
   ーとかいうものも広めていけたらなって思って。金融系の就職先ではなく、広めていく
   という、影響を与えるという方向で考えていました。

上杉:テレビ好きだったとのことですが、子どものころからテレビっ子だったのですか?

福庄:そうですね、家に帰ったらテレビを一番につける、みたいな感じで。基本バラエティか
   ニュースを見ていました。

上杉:すごい!ニュースを見られていたんですね。

福庄:大学時代、平日すごく暇な日があった時に、もう9時くらいから『とくダネ!』見て、
   『スッキリ』見て、『ひるおび!』見て、『グッディ!』見て、『news zero』見て、
   みたいな。『報道ステーション』を見て『news zero』を見る日とかもあって。同じ内
   容のニュースをずっと見るという(笑)コメンテーターによってそれぞれ視点があっ
   て、違いがあるから面白かったですね。

上杉:入社後についてお話を聞いていきたいと思います。
   まず、入社前と入社後で仕事の印象の違いはありましたか?

福庄:入社前はテレビってたくさん収録するというイメージが強かったのですが、そうではな
   くて、収録に向けたこと、例えば撮影場所とか、撮影に必要な小道具を集めるといった
   業務が多くて。収録に向けて準備していく方が多いというのが、印象の違いというか
   ギャップを感じたとこかなって思います。準備に一か月くらいかかったこともありまし
   た。

上杉:ADは収録に向けた準備の仕事が特に多いということですね。具体的にどのようなお仕事
   内容なのかお聞きしたいです。

福庄:ディレクターが基本、構成とかストーリーの流れ、こういう映像に仕上げるっていうの
   を決めるので、それに必要なものであったり、キャストであったり、場所を用意してい
   きます。例えば、僕が最初から最後まで関わった「おいしいって、なに?展」(@ 渋谷
   スクランブルスクエア)では、外国人と日本人がひたすら食べ物を食べて“おいしいよね
   ~”みたいなやりとりをする展示映像を制作したんだけど、ディレクターの要求に対し
   て、こんな食べ物とこんな外国人いますよというリストを作って薦めたりしていました
   ね。

上杉:お薦めする基準といいますか“この外国人いいですよ”ってその人をお薦めするポイント
   とかは何かあったのですか?

福庄:選ぶ前にディレクターとかクライアントと打ち合わせがあって、こういうコンセプト
   で、人種関係なくいろんな人が食べているのがいいね、という話があったので、それに
   沿って選びました。その時は人種とか国籍とか、性別とか一回ばらけたものを用意しま
   したね。

上杉:準備期間のお仕事に加え、収録現場ではADはどのようなことをするのですか?

福庄:いっぱいあるんですけど、例えば美術進行とか。美術進行というのは、用意した小道具
   を必要なタイミングで出せるように準備しておくことですね。あとは、キャスティング
   をしていたら、(出演者の方が)来ていなかった時に連絡したりします。あと、カンペ
   を出したりとかですね。

上杉:入社して一番初めに担当されたお仕事は何ですか?

福庄:一番初めは、4K8KのPR番組の収録場所探しでした。「音楽を感じる場所」という指示
   で、カメラが2台入って、出演者が一人撮れるような所を探すという…。一番初めなの
   でどれくらいの規模感というか、どれくらいの距離感、サイズ感がいいのかが全然分か
   らなくて、それが一番苦労しました。一か月ぐらい探しました。

上杉:すごいですね。分からないことは一つ一つ上の方に聞いて、探していくという形だった
   のですか?

福庄:そうですね、何個か候補を出していきながら進めました。1時間の値段や場所、ここか
   ら何分か、などをリストアップして、「ここどうですか?」ってディレクターや上の人
   に見せて、「全然だめだね」って言われて・・・全然見つからない。

上杉:最終的に何回目ぐらいに決まったのですか?

福庄:すごい出しました。10回ぐらい見せたあたりで、「なんかこういうことじゃないよね」
   みたいな方向性が分かってきて。最終的に、こういうところね、というのをつかんだけ
   ど・・・でもすごい探しました。最初、4月から5月頭まで研修があって、配属され
   て、すぐその場所探しが始まって、6月下旬ぐらいにやっと決まったかな。

上杉:一番初めの仕事で、いきなり大苦戦のスタートを切ったのですね。最初はなかなかうま
   くいかないですよね。

福庄:一番初めで、しかも社会人になって一番最初にあてられた仕事で全然終わらない、見つ
   からないみたいな…焦ったな(笑)

上杉:現在はどのようなお仕事を担当しているのですか?

福庄:今は『大河ドラマ 麒麟がくる』(NHK総合)の展示映像と『Friday Morning School
   (FMS)』(Eテレ3)、『HUMAN』(Facebookで配信中)の三つかな。前までは
   『サンドウィッチマンの天使のつくり笑い』(ラジオ第一)をやっていたけど、今年度
   から引き継いで。

上杉:そうなんですね。仕事内容はいろいろと変わりやすいのですか?

福庄:いや、レギュラーの番組だったらずっと。
   例えば『サンドウィッチマンの天使のつくり笑い』だったら、配属されてからずっと、
   この3月まで収録に行っていました。あと、「8Kナビ」は、当日のフロア業務が多いん
   だけど、レギュラーでありました。その途中で、例えば「おいしいって、なに?展」み
   たいなのがあったりして。これは期間が限られているから、撮って、出して、終わりで
   したね。レギュラーがあって、レギュラーをやってる間にポンポンって(単発のもの
   が)あったりする感じかな。

上杉:継続的にやっているものと、単発で入ってくるものがあったらそれをやる、という形な
   のですね。では、現在のお仕事について伺っていきたいと思います。
   『麒麟がくる』については、どのようなお仕事をされていますか?

福庄:『麒麟がくる』は、大河のドラマ館っていう撮影衣装とか飾ってある博物館みたいなと
   ころが、岐阜市とか、可児(岐阜県可児市)とか亀岡(京都府亀岡市)といった、主人
   公にゆかりの深いところにあって、そこに出す展示映像を制作しています。展示映像に
   も何個か種類があって、たとえばドラマシアターっていうドラマの流れを描く映像と
   か、時代考証、他にはインタビューの映像とかがあるんですけど、その制作に向けて
   『麒麟がくる』の本編映像や、収録した素材の管理を担当しています。4Kで撮影してい
   るので、4Kを地上デジタル放送で見ることができる2Kにおとすっていう仕事もしてい
   ます。

上杉:今までの仕事で印象的だった出来事があれば、教えていただきたいです。

福庄:「おいしいって、なに?展」は最初から最後まで初めてついてやったのですが、すごく
   大変でした。外国人と日本人合わせて15人キャスティングして、場所も9か所ぐらい選
   んで、そのロケスケジュールを組む、というのがかなり大変だったなあ。お店の撮影が
   可能な時間に合わせつつ、外国人のスケジュールを組まないといけなかったので。しか
   もそのスケジュールを3日間におさめなくちゃいけなくて…。
   お店ってお昼とか夕方は普通にお客さんとかいるから、そういうところに配慮するのが
   すごく大変でした。

上杉:頭を悩ませそうですね、パズルみたいですよね、ロケスケジュールというものは。
   この日はこれだから…みたいな

福庄:そう、でまた連絡とって、すみません、こっち大丈夫ですか、みたいな。何回も。

上杉:仕事をしていてうれしかったことはありますか?

福庄:映像ができあがって、反響があるとうれしいですね。『HUMAN』はWEB動画なので再
   生回数を見ることができて、再生されてるわぁ!って嬉しくなります(笑)。

上杉:SNSのものは、いいねとか、再生回数などいろいろ見えるので面白いですよね。

福庄:そう、それでなんか面白かったですね。Youtuberってこんな感じなのかなあって。

上杉:仕事をする上で気を付けていること、意識していることはありますか?

福庄:意識していることは、なんだろう…。提出するものとか、先に、すぐ出せるようにして
   います。言われる前にやるのが一番いいんですけど、言われたときに準備できているよ
   うにしています。仕事していると、急に(別の仕事が)入ってきたりするから。でいっ
   ぱいたまってくんだけど。そうならないうちにできることはすぐやるよう意識している
   かな。

上杉:ADとしての心得のひとつにもなりますね。何事にもこう、すぐに対応できるように準備
   しておくという。

福庄:準備する、必要なものは。まあできてないんだけどね(笑)今年の目標は「主体性」で
   やっています。

上杉:これからどんな仕事をしていきたいか、目標があれば教えていただきたいです。

福庄:金融、経済系の番組をいつかやりたいので、それが目標です。

上杉:(金融に関する)教育番組に近い感じですか?

福庄:うーん、あんまり教育教育はしたくないけど、でも金融や経済のことを伝えられるよう
   な内容の番組を作りたいですね。

上杉:入社の理由にも通じていますね、心待ちにしています。
   インタビューは以上になります。ありがとうございました。

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